アメリカのカスタム技術と日本

カスタムビルダー

世界を代表するオートバイメーカーのハーレー社は、1903年に中東部の都市ウィスコンシン州ミルウォーキーで誕生しました。
小さな小屋から始まったハーレーは急成長を遂げました。

9年後の1912年には「パーツ&アクセサリー部門」を立ち上げ、カスタムの楽しさを提唱しています。ハーレーは自由というイメージは、カスタムを大切にするところにも現れています。

「カスタム」には、バガー、ボバ―、ドラッグ、カフェレーサー、クラブスタイル。チョッパー(余計なものを切り取る)の中にはオールドスクール、ニュースクール、ハイテック、ロングフォーク、ディガーにフリスコなどがあります。

カスタムバイク

世界中で様々なカスタムコンテストが開催されています。
カスタムビルダーと呼ばれるハーレーのカスタムをデザインから作業までしてくれる人も大勢います。トップクラスのカスタムビルダーはアーティストのような扱いで高収入を得ています。

日本へハーレーが輸入されたのは、1912年に日本陸軍が軍用車両として用いたのがきっかけです。現在は、1989年に日本法人のハーレージャパンが設立され、正規販売を行なっています。アメリカではハーレーのオーナーがミーティングやイベントで盛んに交流し、カスタムも日本より10年先を行っていますが、ホンダのある日本なので、技術力ではひけを取りません。

Chica、Chikara、Chabott、Ken's Factory、Hidemoなど、数々の日本カスタムビルダーがカスタムコンテストで賞をとるなどして活躍しており、注目が集まっています!